こんにちは!入間市を中心に活動する入間不動産情報館です。
本日は「住宅ローン審査時の「銀行、保証会社、不動産業者」の関係」というテーマについてご説明いたします。
銀行ローンの折衝というのは、微妙で複雑な関係の中で行われます。
直接的には借り手であるあなたと貸し手である銀行交渉ですが、その間に不動産会社の担当者が介在しています。
そして、あなたの個人信用情報を見て、「貸せる・貸せない」を判断するのは、銀行が依頼した保証会社等です。
この中で、あなたにとって一番の味方になってくれるのはもちろん、不動産業者の担当者です。
何とか有利な融資を受けられるように、いろいろと動いてくれるべき存在です。
しかし、銀行の担当者も、決して「敵」ではありません。
住宅ローンは銀行にとってもちろん商売ですから、基本的に「お客様」としてあなたを扱ってくれます。
もし成立すれば、自分の成績にもなります。したがって「どうぞウチで借りてください」という立場です。
保証会社は「敵」なのか
しかし、それで完結しないのが住宅ローンです。
もしもあなたに貸したお金が、不良債権になってしまったら銀行としては一大事です。
銀行は別会社の保証会社もしくは、行内の審査部といった部署に、あなたの個人信用情報を探らせるわけです。
保証会社は、あなたの悪い情報を見逃して不良債権を作ってしまうと、自分たちの会社の損失になります。
そこであなたの個信の悪い情報を絶対に見逃さない、ということが仕事になります。
つまり、保証会社の担当者というのは、あなたにとってはっきりした「敵」になるわけです。
ここで一線が引かれます。
借り手になるあなたは、保証会社等の担当者と折衝することはありませんし、会いもしません。
保証会社等の担当者が連絡を取るのは、銀行の担当者だけです。
保証会社等はあなたの個信情報を調査し、それをもとに融資の是非を判断し、その結果を銀行に伝えます。
それが不動産業者を通してあなたに伝えられるわけです。
この関係の中で、貸付額や金利などの折衝が進んでいきます。
銀行の担当者にとってもあなたは「お客様」で出来るだけ業者(つまりあなたの意)に沿った方向でローンを組みたいと、銀行の担当者も考えてくれます。
一番の味方は不動産業者
一方で、銀行の担当者は保証会社の言うことに従わなければなりません。
審査に関しては、保証会社等が絶対的な力をもっています。
したがって、この「銀行担当者と保証会社の担当者」のやり取りが最も重要になってくるわけです。
よって「あなた・不動産業者」と「銀行・保証会社」との間にも微妙な線が引かれることになるわけです。
この非常に微妙な関係を、「あなたと業者」はよく把握しておかなければいけません。
つまり銀行の担当者は、基本的には、こちらの立場で考えてくれていますが、完全な「味方」ではないのです。
つまり、あなたの一番の味方になってくれるのは不動産事業者であるので、なんでも本音で話されることをお勧めします。
但し、ネットバンク系の住宅ローンは、不動産事業者が間に入れないことがほとんどですので、直接自分で金融機関とやり取りする必要があります。
住宅ローンの審査では、この辺りも踏まえておくとよいでしょう!
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